阿部勘酒造より報告です。
R4醸造年度の一部商品において、例年に比べ澱の量が多い商品が見受けられます。
製品化のびん詰時に火入れを行った際、酒液中のお米由来のたんぱく質が熱により変性し、澱として沈殿したものと思われます。例年より、澱の量は若干多いものの、お米由来の成分ですので、品質には全く問題ございません。特に「阿部勘純米辛口」、今後出荷される予定である「金魚ラベル」等、透明瓶を使用している商品は多少目立ちますが、味わいに問題はございませんので、ゆっくりお楽しみいただければと思います。
蔵人の本気の技術が生み出す芸術。
どんなお酒も本気で仕込むが、大吟醸は空気が違う。ピリピリした緊張感がある空気の中で、出来上がりの瞬間にすべてが花開く。芳醇で果実味を帯びた吟醸香、透明で雑味なく喉を通るなめらかさ、僅かな余韻を残しつつキレよく消える後味。どれをとっても一級品。
商品スペック
- 蔵 元 :
- 阿部勘酒造
- 杜 氏 :
- 平塚 敏明
- 酒 質 :
- 大吟醸
- 原料米 :
- 山田錦
- 精米歩合 :
- 40%
- 日本酒度 :
- +2
- アルコール度数 :
- 15度
- 配送種別 :
- 冷蔵
蔵元紹介
阿部勘酒造(あべかんしゅぞう)宮城県塩竃市
塩竈神社の男坂にほど近くに佇む阿部勘酒造。三百年以上の歴史ある酒蔵。主役級の旨さなのに、常に控えめ。阿部勘さんのお酒は、「最高の名脇役」。蔵人晩酌酒の本醸造や純米酒は、飲食店さんにも信頼が厚い。幻の米と言われる酒米「亀の尾」の酒はゆるぎない逸品。ひとつひとつのお酒がキラリと光る。香りふわっと味わいシャープ。阿部勘さんの社長である蔵元と蔵人の間にある心地よい緊張感。平塚敏明杜氏は、故・伊藤栄杜氏の南部杜氏の造りを継承、自身のチャレンジもしながら、王道を築き、季節酒や杜氏の遊び酒など生み出している。任せられる蔵人の存在の成長も阿部勘の進化とともにあり、チーム阿部勘がここにある。一緒にしてきた経験の日々があるからこその信頼。食べて飲んで旨さひとしお、最高の名脇役・阿部勘の酒。
むとう屋のこだわり
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宮城の酒蔵が
造った日本酒のみ!宮城・松島「むとう屋」の日本酒は、宮城県の酒蔵さんが造った日本酒のみです。「顔が見える日本酒」を大事に売っていきたいという店主とスタッフの思い。宮城にはたくさんいい酒蔵さんがたくさんあって、本当誇りに思います。いい水、いい米、いい人たちが繋がっています。
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蔵元と造り手の
気持ちを大事に!日本酒は農産物です。どんなに同じ原料を使っても、毎年の気候や気温、お米の状態や水の状態、ほんと同じ答えがなくて、杜氏さん蔵人さんにとって、キセキで生まれる一本はないんだなとしみじみ感じます。思いと経験。それが1+1が何倍にもなる。だから大事に伝えたいなと、いつも思っています。
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楽しく、おいしく
飲んでください!難しく考えないで、これ美味しい!これが自分に合うなーみたいな、今日のごはんおいしいなーみたいな雰囲気を楽しむのが一番幸せだなって思います。日本酒を造った人の顔やそのとき大変だったこと、上手くいった事とかを知ると美味しさひとしお。かたちにとらわれず、楽しく飲んでください、ぜひ。
季節による日本酒の特徴
※日本酒ごとに違いがありますので、特徴の一つとしてご参考ください