新酒第三弾「別撰」!!
猫シリーズとの差別化に、蔵のチャレンジがあふれています☆
昨年までは猫シリーズと同様の宮城B酵母と美山錦を使用、熟した果実様香(カプロン酸エチル系)が華やかなタイプでしたが、今年は猫シリーズとの差別化を図るために協会10号酵母と蔵の華を使用し、爽やかさを重視した果実様香(酢酸イソアミル系)タイプに変更いたしました。優しい甘さとピチピチとしたフレッシュ感が特長のうすにごり生原酒となります。
【蔵からの注意点】
【 うすにごり生原酒の特性と注意事項 】
生原酒は麹由来の生きた糖化酵素の影響で瓶詰め後でも徐々に糖化が進み、酸化も加わると冷蔵していても早いスピードで生熟成が進みます。その結果、時間の経過と共に独特のナッツのような生熟成香(生老香)をまとって甘重く熟成が進みます。これが好きなお客様もいらっしゃいます。
このお酒は増えた糖分を瓶内二次発酵よって消費させ、お酒中の炭酸ガスを増やす事で酸化と生熟成のスピードをある程度遅らせる事を目的としてオリ(酵母)をからめたうすにごり生原酒です。それでも生熟成は進みますので、この点はご承知おきください。
未開封でも味の変化が早いので、熟成にはあまり向かないと考えます。新酒らしさをお楽しみ頂けるよう、お早目にお召し上がりいただく事をオススメいたします。
【注意】出荷から時間が経ったり貯蔵温度が高かった場合、瓶内二次発酵が進みすぎてしまい、栓が勢いよく飛んだり、中身が吹きこぼれる恐れがあります。怪我や事故にも繋がりますので、お客様には未開栓でも必ず立てた状態で冷蔵して頂き、取り扱いには十分注意するようお願いいたします。
商品スペック
- 蔵 元 :
- 萩野酒造
- 杜 氏 :
- 佐藤 善之
- 酒 質 :
- 純米吟醸
- 原料米 :
- 美山錦
- 精米歩合 :
- 48%
- 日本酒度 :
- -6
- アルコール度数 :
- 15度
- 配送種別 :
- 冷蔵
蔵元紹介
萩野酒造(はぎのしゅぞう)宮城県栗原市
萩野酒造さんといえば、浮かんでくるのは家族の顔。有壁に住む人たち、蔵の横に流れる有馬川、とんぼや虫がいっぱいの田んぼ、山々に囲まれ、風景そのものがお酒になっているような気がします。創業1840年。栗原市金成は、旧奥州街道の宿場町。歴史の香りがする町で酒造りを繋ぐのは、探求心旺盛な佐藤兄弟。蔵元で兄の曜平さんは、蔵のトップセールスマン(笑)彼がなにかをすれば、自然と笑みがこぼれる。杜氏の弟・善之さんは、物静かだが、内に秘めた探求心がすごい。シャキッとした米味、シュワシュワッとガス感を感じる日本酒のクオリティの高さ、今では萩野酒造の代名詞。瓶詰のスピードも普通じゃない。なるべく空気に触れない無垢無傷の状態で超スピードで瓶詰する。だから発酵のガス感ものこり、火入れ酒だとしても、生酒よりもフレッシュな火入れ酒になる。一方で、熟成の強みも。何年かの熟成を越えた時の純米大吟醸の旨さは忘れられない。当店限定「父子二代酒」の生熟酒も、熟成とみずみずしさが感覚に届いてくる感動もの。萩野酒造のお酒は、心に残る。
むとう屋のこだわり
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宮城の酒蔵が
造った日本酒のみ!宮城・松島「むとう屋」の日本酒は、宮城県の酒蔵さんが造った日本酒のみです。「顔が見える日本酒」を大事に売っていきたいという店主とスタッフの思い。宮城にはたくさんいい酒蔵さんがたくさんあって、本当誇りに思います。いい水、いい米、いい人たちが繋がっています。
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蔵元と造り手の
気持ちを大事に!日本酒は農産物です。どんなに同じ原料を使っても、毎年の気候や気温、お米の状態や水の状態、ほんと同じ答えがなくて、杜氏さん蔵人さんにとって、キセキで生まれる一本はないんだなとしみじみ感じます。思いと経験。それが1+1が何倍にもなる。だから大事に伝えたいなと、いつも思っています。
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楽しく、おいしく
飲んでください!難しく考えないで、これ美味しい!これが自分に合うなーみたいな、今日のごはんおいしいなーみたいな雰囲気を楽しむのが一番幸せだなって思います。日本酒を造った人の顔やそのとき大変だったこと、上手くいった事とかを知ると美味しさひとしお。かたちにとらわれず、楽しく飲んでください、ぜひ。
季節による日本酒の特徴

※日本酒ごとに違いがありますので、特徴の一つとしてご参考ください