はつらつとした香り、旨み、爽やかな後味。もはや純米大吟醸のような透明感!むとう屋社長がほれ込んだ逸品!!
先代の父から酒造りを受け継いだ娘の由倫さん。チーム川敬のリーダーです。
このお酒は最初、うちの社長がほれ込みました。冬に搾ったお酒を、無濾過のままで来てたのお酒に近い状態で瓶詰。酒蔵でしか飲めなかったあの味わいをぜひほんと召し上がってほしいです。
今年、あまりにもきれいな香りが・・・スーッと吸い込みたくなるような味わいに、とても驚いてしまって。いい意味で雑味がない。「搾ったまんま」がこの状態だなんて。この蔵の心臓部は「麹作り」。米にいかに麹菌をくいこませるか。雑味のない味わいは、昼夜関係なく麹に向き合った答えです。
■ 川敬・由倫さん談
「雑味なく、クリアな仕上がりになりました。むしろ物足りなくないかしら(汗)と不安で。甘さをどれだけ残すか悩んだ末の完成です」
「麹造りが素晴らしい。麹室を二つの温度帯でわけ、爽やかな香りとはつらつとした味わいを醸し出した。ほんとこれは他にはない川敬さんの「個性」です。
もろみの美しさ
タンクのもろみが、ほんと花がたくさん咲いてて。もろみの美しさのままの味わい。
ほろ苦い春の味や、お出汁のきいたもの。
商品スペック
- 蔵 元 :
- 川敬商店
- 醸造責任者 :
- 川名 由倫
- 酒 質 :
- 純米吟醸無濾過生原酒
- 原料米 :
- 蔵の華
- 精米歩合 :
- 50%
- 日本酒度 :
- ±0
- アルコール度数 :
- 16度
- 配送種別 :
- 冷蔵
蔵元紹介
川敬商店(かわけいしょうてん)宮城県遠田郡美里町
造り手は絶対的にストイックだ。しかし、自分の手に感じる温度と目で見たこと、その先に感じる感覚を「麹作り」においてとことん貫こうとする川敬商店は、それが異様なほどすごい。いい酒を造る事しか考えていない父、「米の芯まで麹をくいこませるんだ」そう話していた父・川名正直さんの遺志をしっかり受け継いでいる娘・由倫さん。前人未到の連続金賞受賞。彼女にどれだけのプレッシャーがあるのだろう。けれど彼女の天真爛漫な人柄、真っ向から向かっていく正直な人柄は、いい雰囲気で蔵人をまとめ、蔵人の声にも耳を傾け、頼り、口に出す。その積み重ねが今の「チーム川敬」なのかもしれない。ベテラン杜氏が一目おくほどの逸品「黄金澤 山廃純米酒」。温度と一緒に味わいが開く酒。伝統の山廃仕込みがこの蔵の魅力。川敬商店の心臓部は「原料処理」と「麹室」。いい麹をだすには、いい米の蒸しあがりが大事になってくる。夜中まで麹室で温度を計り、麹と過ごす。「米にいかに麹菌をくいこませるか」温度と湿度が高い麹菌を米の表面に繁殖させる麹室と、麹菌の根を米の中心にのばす枯らし場。分析は機械化したが、麹だけは人の手でしたいという父の想いの強いところだった。麹という生き物、夜も昼も関係ない。米と麹の力だけで乳酸を出す「山廃酒母」。1古い蔵だが、その清潔さには驚く。あの清潔さと父譲りのストイックなまでの酒造りへの姿勢こそ、雑味のない醪の美しさ、旨さが醸し出される一番の理由かもしれない。
むとう屋のこだわり
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宮城の酒蔵が
造った日本酒のみ!宮城・松島「むとう屋」の日本酒は、宮城県の酒蔵さんが造った日本酒のみです。「顔が見える日本酒」を大事に売っていきたいという店主とスタッフの思い。宮城にはたくさんいい酒蔵さんがたくさんあって、本当誇りに思います。いい水、いい米、いい人たちが繋がっています。
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蔵元と造り手の
気持ちを大事に!日本酒は農産物です。どんなに同じ原料を使っても、毎年の気候や気温、お米の状態や水の状態、ほんと同じ答えがなくて、杜氏さん蔵人さんにとって、キセキで生まれる一本はないんだなとしみじみ感じます。思いと経験。それが1+1が何倍にもなる。だから大事に伝えたいなと、いつも思っています。
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楽しく、おいしく
飲んでください!難しく考えないで、これ美味しい!これが自分に合うなーみたいな、今日のごはんおいしいなーみたいな雰囲気を楽しむのが一番幸せだなって思います。日本酒を造った人の顔やそのとき大変だったこと、上手くいった事とかを知ると美味しさひとしお。かたちにとらわれず、楽しく飲んでください、ぜひ。
季節による日本酒の特徴
※日本酒ごとに違いがありますので、特徴の一つとしてご参考ください