名取閖上を発信。酒蔵が閖上の再起を誓った一本。
日本で一番小さな醸造量の酒蔵が、2019年11月に新蔵になり、新たな一歩を。生まれ育った故郷・名取市閖上を伝えていこうという気持ちがすごく強くて。震災後決意と一緒に生まれたブランド「閖(ゆり)」。名取産のお米を使い、セリ農家に分けてもらった水を仕込水に。いいお酒です。爽やかな果実のような香りも楽しめる、素朴で力強くて、とても食事もすすむお酒。米の味わいもしっかり、スッキリと飲めるお酒です。
商品スペック
- 蔵 元 :
- 佐々木酒造店
- 杜 氏 :
- 佐々木 淳平
- 酒 質 :
- 純米酒
- 原料米 :
- 宮城県産ひとめぼれ
- 精米歩合 :
- 60%
- 日本酒度 :
- +2
- アルコール度数 :
- 15度
- 配送種別 :
- 常温
蔵元紹介
佐々木酒造店(ささきしゅぞうてん)宮城県名取市
港町の名取市閖上に明治4年創業の酒蔵・佐々木酒造店が蔵を構えています。2011年3月11日の東日本大震災で蔵は津波により壊滅的な被害を受けました。ようやく少しずつ復興の兆し。2019年10月1日「日本酒の日」に、以前と変わらぬ閖上の地で新蔵が完成し、再出発をしました。兄の洋さんは造りと外への伝導役を、弟の淳平さんは杜氏として兄弟力を合わせて受け継がれた佐々木酒造店の歴史を守っています。東日本大震災を機に、佐々木兄弟の生まれた地域・閖上への想いはより深まり、前よりももっともっと閖上を発信しようと決意をもちました。セリ農家から水をわけてもらい仕込水に。セリは綺麗な水じゃないと育たない。とてもいい水。お酒は水が命です。震災後に新たな日本酒「玲瓏(れいろう)」は、蔵に今までにない味わいで優雅な香りと口当たり。地元名取のお米で仕込んだ純米酒「閖」や、米と麹の香りが柔らかな味わいの「浪庵(ろあん)」は心に残る一本。震災という言葉は、この蔵にとってずっとついてまわる言葉かもしれません。けれど、それを受け入れ、確実に前を向き、自分からどんどん名取市閖上を発信していく姿は、なんだかとても熱くなるものがあります。楽しみな蔵です。
むとう屋のこだわり
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宮城の酒蔵が
造った日本酒のみ!宮城・松島「むとう屋」の日本酒は、宮城県の酒蔵さんが造った日本酒のみです。「顔が見える日本酒」を大事に売っていきたいという店主とスタッフの思い。宮城にはたくさんいい酒蔵さんがたくさんあって、本当誇りに思います。いい水、いい米、いい人たちが繋がっています。
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蔵元と造り手の
気持ちを大事に!日本酒は農産物です。どんなに同じ原料を使っても、毎年の気候や気温、お米の状態や水の状態、ほんと同じ答えがなくて、杜氏さん蔵人さんにとって、キセキで生まれる一本はないんだなとしみじみ感じます。思いと経験。それが1+1が何倍にもなる。だから大事に伝えたいなと、いつも思っています。
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楽しく、おいしく
飲んでください!難しく考えないで、これ美味しい!これが自分に合うなーみたいな、今日のごはんおいしいなーみたいな雰囲気を楽しむのが一番幸せだなって思います。日本酒を造った人の顔やそのとき大変だったこと、上手くいった事とかを知ると美味しさひとしお。かたちにとらわれず、楽しく飲んでください、ぜひ。
季節による日本酒の特徴
※日本酒ごとに違いがありますので、特徴の一つとしてご参考ください