メルティな甘さ、プリンス山和。
今期、意外というか想定外の新商品を出した8代目蔵元伊藤さん。仕込み水の一部に、自社の日本酒を使用して仕込んだ貴醸酒(きじょうしゅ)。メルティという名前のとおり、芳醇なスイーツのように、なめらかで深みのあるコク甘さ、酒質そのものがもっている酸がひきしめ、メリハリがありつつ、絶品の仕上がりに。数量限定品。山和さんの酸と味わいの見事なバランスはこのお酒に生かされて、社長であり、8代目であり、醸造責任者である伊藤大祐さんの酒コンセプトがしっかりと伝わってくる。正直すぎる人柄が生んだ媚びないさりげない味わい。今回は非常に数が少ないため、出荷調整を経ての入荷になります。
商品スペック
- 蔵 元 :
- 山和酒造店
- 杜 氏 :
- 伊藤 大祐(醸造責任者)
- 酒 質 :
- 純米大吟醸
- 原料米 :
- 兵庫県特A山田錦
- 精米歩合 :
- 40%
- 日本酒度 :
- -1
- アルコール度数 :
- 16度
- 配送種別 :
- 冷蔵
蔵元紹介
山和酒造店(やまわしゅぞうてん)宮城県加美郡加美町
飲んだあとからふっと思い出す酒でありたいと8代目蔵元・伊藤大祐さん。すらっと背も高くおしゃれさんな彼だが、とてもとても古風な人だ。「日本酒はブームじゃなくて、文化ですよね」と。伝統ブランド「わしが國」、8代目が決意をもって立ち上げた新ブランド「山和(やまわ)」。クリアで爽やかな味わい、個性となる"シャープな酸"が決め手。山和さんのような綺麗な"酸"をだす酒質は、「洗米」がとても重要で、より糠切れよく、糠を落とすために、洗米器を設計得意な蔵人が設計図を書き、オリジナル設計。外見がどうとか、そういうことじゃなくて、米が人の手で生まれた大事な農産物、という意識が高い。何より蔵に行くとまず驚くのが「清潔」。とても古い蔵なのに、ピカピカに清掃が行き届いている。「古いのと汚いのは別」と、超潔癖綺麗好きの伊藤さん。蔵に入った瞬間、石床もピカピカに磨かれ、モノが下に置かれておらず、天井もきれいで、蔵人手作りの収納が感動的なほど手作りでクオリティも高い。「無駄な意気込みなくても造れるようになりたい。お客様にも気軽に飲んでほしい。」と伊藤さん。酒は人なり。シンプルだが魅力的な山和の日本酒だ。
むとう屋のこだわり
-
宮城の酒蔵が
造った日本酒のみ!宮城・松島「むとう屋」の日本酒は、宮城県の酒蔵さんが造った日本酒のみです。「顔が見える日本酒」を大事に売っていきたいという店主とスタッフの思い。宮城にはたくさんいい酒蔵さんがたくさんあって、本当誇りに思います。いい水、いい米、いい人たちが繋がっています。
-
蔵元と造り手の
気持ちを大事に!日本酒は農産物です。どんなに同じ原料を使っても、毎年の気候や気温、お米の状態や水の状態、ほんと同じ答えがなくて、杜氏さん蔵人さんにとって、キセキで生まれる一本はないんだなとしみじみ感じます。思いと経験。それが1+1が何倍にもなる。だから大事に伝えたいなと、いつも思っています。
-
楽しく、おいしく
飲んでください!難しく考えないで、これ美味しい!これが自分に合うなーみたいな、今日のごはんおいしいなーみたいな雰囲気を楽しむのが一番幸せだなって思います。日本酒を造った人の顔やそのとき大変だったこと、上手くいった事とかを知ると美味しさひとしお。かたちにとらわれず、楽しく飲んでください、ぜひ。
季節による日本酒の特徴
※日本酒ごとに違いがありますので、特徴の一つとしてご参考ください